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【ニューオープン】八丈島の漁師が営む郷土料理の店「八丈島 ゆうき丸」が銀座本店を4月8日、JEWEL BOX GINZAビル7階にオープン!
新宿野村ビルの「八丈島 ゆうき丸 西新宿店」と「鮨と和食 黒瀬」、赤坂の南イタリア魚介料理「ラ・スコリエーラ」を運営する株式会社おじゃれ(港区赤坂、代表取締役・服部優希氏)は4月8日、株式会社化して25 周年となるのを機に、1・2Fにスワロフスキーが入っているジュエルボックス銀座7階に「八丈島 ゆうき丸 銀座本店」をオープンした。
社名は、八丈島の言葉で「いらっしゃいませ」の意。社長の服部氏は「第三友喜丸」という漁船を操る船長でもあるので、スタッフや常連客は皆、親しみを込めて船長と呼び、店にかかる看板には“営業中”ではなく“操業中”と掲げている。服部氏の母親は八丈島で民宿「友喜荘」を経営している。
「ゆうき丸」1号店が市ヶ谷に誕生したのは、四半世紀前のこと。船長は弱冠27歳、融資も受けずに裸一貫でのスタートだった。その後順調に業績を伸ばし、青山・渋谷・西新宿・恵比寿と続々出店を果たしたが、店舗の老朽化やビルのオーナーチェンジなどで移転・閉店も経験。とくに、本店機能を持っていた青山店を惜しまれながら閉店したときは、常連の丸の内方面の顧客たちから、「新宿まではなかなか行けない。銀座方面へ出店してくれないと不便で困る」と切望する声が多く寄せられたため、地道に物件を探し続け、このたび銀座へと進出を果たし、ここを本店とした。
木の香溢れる真新しい店内は、柳色の壁に、檜や欅などの高級天然木をふんだんに使用。個室を12室と充実させ、日本画や魚拓などの美術品も飾った。また、伊賀焼きの作家・小川哲夫氏の手による特注の皿や、有田焼の取り皿なども取り揃え、島の素朴な郷土料理なのだが、女性の目線からも楽しめる、洒落た器で演出している。さらに、茶懐石を提供して本格的な茶事もできる、京間で四畳半の茶室「清明庵」も用意。茶の湯の稽古での利用はもちろんのこと、茶道具、懐石道具も揃え、水屋や待合用の小部屋も含めて「貸し席」としての運営も開始するという。
新宿と銀座で、値段は変えないという方針だが、20種類ほどあるランチメニューは、ゆうき丸名物「カジキマグロと大根のあら煮定食」(1,260円)や、服部氏が考案した人気の「五色納豆丼」(1,100円)など1,000円前後のものを主流に、夜のメニューからもチョイスができる「ゆうき丸定食」(5,250円)など、銀座ならではのメニューも並ぶ。
昼の客単価は1,200円、夜の単価は9,000円で、ターゲットは魚好きの30代から60代の男女。夜のメニューは、八丈島近海の伊豆諸島の島魚の刺身、特産の明日葉料理、自家製のクサヤ料理など、25年前からほとんど変わっていないものが多い。八丈島伝統の「島ずし」(840〜1,300円)もファンが多い名物だ。八丈島にはワサビがなく、刺身には唐辛子を、鮨にはからしを使う食文化。しゃりはやや甘めで、白身魚をヅケにしたもの、もしくは岩のりを甘く煮たものをネタにした握り鮨で、冷蔵庫のなかった時代からの保存食でもあるという。
その他、魚の内臓の「ふぎポン」(900円)、自家製のポン酢を使用した「皮ポン」(900円)など、“骨の髄まで魚を味わい尽くす”漁師ならではの珍しい魚料理が目白押しだ。料理長に就任した尾形太郎氏は、「とにかく島魚は魚種も豊富で新鮮なので、あまり余計なことはせず、魚本来の旨味を最大限引き出してあげることが僕らの仕事です」と嬉しそうに話す。
ドリンクは「地物には地酒が一番」ということで、すべて麦麹仕立ての島焼酎や、ビタミン・ミネラルが豊富な「明日葉茶」(グラス250円、ピッチャー750円)など島らしさを生かしたメニュー構成。また八丈島には日本酒は無いのだが、日本酒ファンのために全国各地から選りすぐりのものを集めている。海外でも高い評価を受けている「郷の誉(さとのほまれ)」(1,100円/1合)という純米吟醸酒などが人気だ。
服部氏は、「現在やっている3業態は、『漁師が営む、本当に魚が旨い○○店』というコンセプトは同じだけれど、和食、鮨、イタリアンと表現方法はすべて違う。八丈島の漁師だから八丈島料理の店を長くやってきたけれど、鮨屋やイタリアンは、自分が行きたい店がなかなかないので、ないのなら作ってしまおうという気持ちで挑戦してきた。これからも、スタッフが『休みの日に食べに行きたい店は、自分の店』と言いきってくれるような店作りをしていこうと思う。次の目標は、新鮮な魚介を使った、うちにしかできない海鮮中華の店にチャレンジしてみたい」と語った。
ゆうき丸
【店舗データ】
店名;八丈島 ゆうき丸 銀座本店
住所;東京都中央区銀座8-9-15 ジュエルボックス銀座7階
電話;03-3574-8989
営業時間;平日11:30〜14:00(L.O.)、18:00〜22:00(L.O.)
土・祝11:30〜14:00(L.O.)、18:00〜21:00(L.O.)
定休日;日曜
席数;105席
(2008-05-19)
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