中目黒と横浜で、焼肉店「Beef Kitchen」2店舗を展開するSAMURAI(本社:東京都目黒区、代表取締役:大矢貴博氏)が、4月30日、丸ビルの6階に、新業態のお好み焼・鉄板焼店「KATANA」をオープンした。
SAMURAIがお好み焼・鉄板焼業態の店を出店するのはこれが初となる。丸ビルへの出店を希望するのに当たり、SAMURAIは、他テナントとの業態バッティングを鑑み、お好み焼・鉄板焼というジャンルを自ら模索していった。代表取締役の大矢氏によれば、競合他社の店舗を食べ歩いているうちに、「これだったらうちにも出来る」という確固たる自信が芽生えてきたという。今回出店をするのは、丸ビル6階のエスカレーター前という超激戦エリア。大矢氏は、自社店舗の面白さ、そしてユニークなコンセプトをアピールし、見事勝ち取ったという。代表大矢氏の情熱とSAMURAIの実力によって、成しえた功績といえる。
今回、店名となった「KATANA」とは、元々武家屋敷の多かった丸の内エリアにおいて、侍を連想させる言葉から付けた。パナソニックを一代で築き上げた故松下幸之助氏を敬う大矢氏は、松下幸之助氏の“真剣勝負”の語録から、『生死を懸けて戦う』というスピリットに痛く感銘を受け、自分も現代の侍として外食業界で戦っていくことを誓ったそうだ。そのため、SAMURAIのスローガンは、この外食業界を生き抜いていくべく、“明日のSAMURAIが一番だ!”となっている。これは、明日のお客様のニーズを満たすため、進化改善を繰り返すという意味。そして、その生き抜いていく術が「刀」だという。今回は、そんな想いから付けた「刀」という店名を、アルファベットで表記し、柔らかいニュアンスを加えるために、白の文字にて看板を掲げた。
大矢氏は、「この店を、蛇口から流れる水道水のように、皆が気軽に利用出来る店にしたい」と話す。そのため、客単価は2,800円以内に抑えてカジュアルさを打ち出しつつも、大人に満足してもらえる高い味のクオリティーを維持していく。そうすることで、あらゆる客のニーズを満たし、楽しんでもらえることを目指す。そして、「平日のオフィスワーカーから土日の子供連れまで、カフェ感覚で気軽に利用してもらいたい」という。
今回の店舗でも、SAMURAIのサービスや内装、そして何よりも料理にこだわる姿勢が貫かれている。サービスに関しては、グローバルダイニング出身者の多いSAMURAIにおいて、その徹底したホスピタリティーの精神が脈々と受け継がれている。「飲食業には、人生の全ての要素が詰まっている」と言い切る大矢氏。そのサービスに、相手を思いやる考え方や、自分を含め人のポテンシャルを高めていく人材育成の発想を、注入していっている。
店舗内装は、今回も、オリジナルブランドの「PLAY FORD」を主宰し、アパレル業界の新生として活躍するユアン・レイ氏が手掛けており、投資は抑えつつも、スタイリッシュな空間に仕上げている。料理は、元々が料理人の出身である大矢氏の目利きの下、新鮮で確かな食材が仕入れられている。大阪の鶴橋に三代続く肉店と直接交渉し、肉を一般の焼肉店の半分ぐらいの原価で仕入れることが可能となった。
お勧め料理は、看板メニューとなっているお好み焼(880円~)や鉄板料理(420円~)を始め、独自の仕入れルートを確保している和牛を使った「和牛塩ユッケ」(780円)、「和牛たたき」(860円)といったメニューなど。デザートでは、水まんじゅうに冷製の小豆の汁菓とフルーツをトッピングした「大納言冷製汁菓」(500円)がこだわりのメニューに。小豆を三重の有名な和菓子の名店から仕入れ、水まんじゅうまで、すべて自家製で作り上げた自信作だ。
この店舗では、月商1,800万円上げることが目標だという。また、今後のSAMURAIの展開としては、一等立地にこだわって、「KATANA」の出店を進めつつも、東京ダイナーをコンセプトとした新規業態の企画も密かに温めている。現代のSAMURAIが、どのような戦い様を見せてくれるか、今後の展開が益々楽しみである。
(中條 美咲)
| 店名 | KATANA |
| 住所 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング6F |
| アクセス | JR東京駅徒歩1分、地下鉄東京駅直結 |
| 電話 | 03-3217-3610 |
| 営業時間 | 11:00~15:00(ランチタイム) 15:00~23:00(月~水)~23:30(木~土)~22:00(日・祝) |
| 定休日 | 無休 |
| 坪数席数 | 42坪79席 |
| 客単価 | ランチ…1,000円、ディナー…2,800円 |
| 運営会社 | 株式会社SAMURAI |
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