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「アーバンドック ららぽーと豊洲」、10月5日ついにオープン。銀座もお台場も目と鼻の先なんです。大型商業施設オ−プン特集 怒濤の第3弾!
日本の経済発展を約70年間、海から支えてきた街、豊洲。「アーバンドック ららぽーと豊洲」は「寛ぐ・潤う・遊ぶ」というテーマのもと、造船ドック跡を活用した親水空間を中心に、都心生活をサポートする190の店舗施設で構成される。ドック周辺には造船工場の記憶を残す「モニュメントクレーン」を新設。東京都観光汽船の水上バスを誘致し、都内の港や桟橋(浅草・芝浦など)とダイレクトにつながった。話題の「キッザニア」に東急ハンズ。レインボーブリッジ最高のビューポイントにフードコートあらわる。充実のテイクアウトに、旬のハワイもしっかりおさえてある。
開発真っただ中!近未来空間がひろがる埋め立ての地「豊洲」
今年3月新交通システム「ゆりかもめ」が延伸し、総面積約50ヘクタール・六本木ヒルズの約4.3倍の広さの大規模再開発にさらに拍車がかかる江東区豊洲。その再開発エリアの中でも、海沿い約6.7ヘクタールの敷地に10月5日誕生した「アーバンドック ららぽーと豊洲」。
最寄りの東京メトロ有楽町線豊洲駅から当該施設に向かう。これからつぎつぎと誕生するであろう巨大建築物の幻が見える、開発過程の近未来の街の姿がそこにはある。
ここは石川島播磨重工業株式会社の造船工場の跡地。その記憶を留めるように“造船ドック跡”を一部残した。ドッグを囲む施設建物は船をイメージし、4つの「シップ」と呼ばれ区分けされている。鳥瞰してみれば、あたかも「進水式を待つ4艘の船舶」といったデザインで洒落ている。内部はガラス屋根の3層吹き抜け空間、東京湾そしてレインボーブリッジがなによりの借景となっていて、施設に彩りを与えている。夏の「東京湾花火大会」の絶好のビューポイントとなるだろう。
オープン前から話題なのが子供のためのお仕事体験タウン「キッザニア」。メキシコで始まり日本出店は3店目、子供が警察官など約50の職業を学べるエデュテイメントタウンだ。約1500坪の売場面積の「東急ハンズ」、「紀伊国屋書店」 「HMV」
といった新宿的カルチャー系テナントが出店。銀座や丸の内とは一線を画した“東の商業の拠点”を目指すようだ
テイクアウトが充実!目移りさせるバリエーション

施設内、外にチェアーが多く置かれている。それにあわせるようにテイクアウト系の飲食店が充実している。
イタリア国内外から高い評価を受けているフォカッチャの名店「レヴェッロ」が海外初出店、また同店はフォカッチャの専門店“フォカッチェリア”として日本初業態となる。イタリアリグーリア地方でのみ作られるクレッシェンッアチーズを使用したフォカッチャは、イタリアの本店以外ではここでしか味わえない希少価値の高いものだという。
1階の屋外、地面が波打つ「ウェーブの広場」に面して、テイクアウトを中心にした飲食店が軒を連ねている。ダイアモンドダイニングの新業態店「トーキョースペアリブ スタイル ガブリブ」。昼間はスペアリブのテイクアウト専門店、夜はスペイン居酒屋の“バル”となる。看板メニューのスペアリブは野菜の甘みを生かしたオリジナルソースにつけ込んだ「BBQ」とハーブ、スパイスにレモンを利かせた「レモンペッパー」の2種類。16時からはハモンイベリコベジョータや小鯵のエスカッベッシュといったバルメニューが出される。
シンガポール本店の他、インドネシアなどに20店舗以上の支店を構えるカフェ「ヤクン・カヤ・トースト」が日本第1号店として初上陸。「カヤトースト」とは卵、ココナッツミルク、パンダンリーフ(香り付け用の葉)、砂糖で作られたクリーミーなジャム“カヤジャム”をバターとともに焼いた薄焼きのパンに塗ったもので、シンガポールのソウルフードともいわれている。
その他ハワイのローカルフード“ロコモコ”や“スパムむすび”をファストフード感覚で提供する「ハノハノキッチン」や、スープバーと、小さなドーナツをフォークで食べる新感覚ドーナツショップの併設店「チャウダーズ/リルドーナツ」などが出店している。
どの店も店舗内に飲食スペースは設けてあるものの、座席数は多くない。ファミリーでカップルで、食べたいものをあれこれテイクアウト。選択肢の幅が広い“屋外フードコート”的な楽しみ方が出来そうだ。
最高の眺望はここ!? 2フロアーで展開するフードコートのミリョク
一方施設内の“ほんとう”のフードコートは3階・4階の2フロアー展開の「フードサーカス」として登場。株式会社マルハレストランシステムズ“レストランワンダーランド”の手がける人気店を集めた大型フードコートとなった。
4つのアイランド型キッチンで味わえるのは、タイ料理の「コカレストラン」、イタリアンの「マレンマ」、中華料理の「インペリアル・トレジャー」、アメリカングリルの「オレゴンバーアンド グリル」、シンガポール&インド料理「クリストン」、博多らーめんの「由丸」。

入り口でオーダーカードを受け取り、好きなブースで注文し、最後に出口でまとめて会計するシステムだ。3階は目線の高さで調理が見られ“アジアの屋台風”。
4階は雰囲気がまったく異なる。ブラウンの温かい木の色を生かす落ち着いた大人の雰囲気。「愛・地球博」のシンガポール館より寄贈
されたという本棚がアクセントとして並ぶ、シックな書斎のおもむきだ。ソファーやバーカウンタもあり、選ぶ席によって食空間の印象はガラリと変わるだろう。テラス席は同施設内の飲食店の中でもっとも東京湾の景観がすばらしく見られそうだ。
タイムリーな出店のハワイアンビュッフェと、“オトナ”のお子様ランチはこれ如何に。
3階シネマコンプレックス「ユナイテッドシネマ」の向かいにあるハワイアンスタイルのブッフェレストラン「グランブッフェハワイアンアイランド」。全国にブッフェレストランを展開するニラックス株式会社の新業態店で、“ハンバーグステーキ ハワイアンソース”“ポリネシアチキンステーキ”“ロミロミサーモン
のマリネ”といったハワイアンをメインに約70種類が並ぶ。ディナータイムにはバーベキュースペアリブやにぎり寿司が加わり、またスペシャルタイムサービスではジャンボハムがカッティングサービスで提供される。
ハワイのハブ空港をイメージしたというダイニング空間で、ディナー時はハワイアンカクテルや焼酎など20〜30種類のお酒も楽しめる。
昨今のハワイアンブームをおさえたタイムリーな新店だ。ハワイ料理をメインとしながらもイタリアンからヘルシーな和食まで揃えてあるので、中高年の集客も大いに期待できそう。
1階で強烈なメタリックの濃赤と、イチゴのような巨大な
ライトオブジェがひと際目を引くのが「ファミレス キャンディ」。“21世紀のファミレス”をコンセプトに、赤ん坊から大人まで、年代に合わせたお子様ランチを用意する。ケーキは天井まで届く巨大なショーケースにディスプレイされ、お子様ランチもスウィーツもハートやアニマルや星でカラフルに彩られ、ポップでかわいらしい盛りつけをするのがウリだ。店員の女性たちは60年代アメリカンポップを意識したドットシャツにホットパンツ、頭にはカチューシャという、アキバ系に受けそうなコスチュームを身にまとっている。
ファミリー層の流入で東の「ニコタマ」になれるか?豊洲のポテンシャルに期待大
「アーバンドック ららぽーと豊洲」のある豊洲二・三丁目地区には2006年春に豊洲IHIビル(石川島播磨重工業(株))、芝浦工業大学が完成した。さらに2007年から2008年にかけて2,000戸以上の住宅が完成し、その後も順次開発が進む。隣接する分譲マンション「アーバンドック パークシティ豊洲」とは専用地下通路で結ばれ、居住者には専用カートで自宅まで荷物を楽に持ち帰りできるサービスを用意するという。
東雲、晴海、勝どき、芝浦などの湾岸部でも住宅開発が進み、晴海通り・補助315号・環状2号などの周辺道路も整備される。自動車アクセスも向上し、都内・横浜・千葉など、より広域からの集客も見込めるだろう。
最寄りの東京メトロ有楽町線、豊洲駅から銀座一丁目駅までは“3駅5分”。その都心立地も大きな魅力だ。水上バスの停留所もでき、周辺居住者には“お台場に船でお買い物”という新しいライフスタイルが生まれるかもしれない。(右写真;水上バス「ヒミコ」と、船の出入りに合わせて開閉する「跳ね橋」) 
今はまだ無機質で近未来的な街の景色がひろがるばかりだが、そこに生活のにおい、ざわめきが加わるのもそう遠くはない。観光集客が一段落し、生活者のすがたが見え始める頃にならないと「アーバンドック ららぽーと豊洲」の商業施設としての真価は計れないだろう。
【施設概要】
名称;「アーバンドック ららぽーと豊洲」
所在;江東区豊洲二丁目4番9(旧6街区)
江東区豊洲二丁目1番14(旧4-1街区)
交通;東京メトロ有楽町線、ゆりかもめ「豊洲」駅徒歩3分
敷地面積;約67,499平方メートル
規模構造;鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)地上5階建て
延床面積; 約165,037平方メートル
店舗面積; 約62,000平方メートル
店舗数;190店
営業時間;ショッピング 10:00〜21:00
レストラン 11:00〜23:00 (一部ショップは異なる)
サービス 10:00〜21:00 (一部ショップは異なる)
駐車台数; 約2,200台
土地所有者;石川島播磨重工業株式会社
事業者 ;三井不動産株式会社(借地人・建物所有者)
建物デザイン;株式会社ラグアルダ・ロウ・棚町アーキテクツ(ジョン・ロウ)
設計;株式会社日本設計
施工;大成建設株式会社
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