今週は、2009年の飲食トレンド予測の後編。その①(マーケット予測)を掲載する。2009年は後から振り返って、外食産業にとって"大転換期"の年になるだろう。激動の年をどう読むか、その鍵となるマーケットを捉えるための5つのキーワード。
今週と来週のつぶやきは、2009年の飲食トレンド予測についてまとめた原稿を掲載する。講演や飲食トレンドに関する原稿依頼、取材などで下書きしたものを、整理して2回に分けて発表したい。今回は2008年の総括。前編をお届けする。
金融不況の影響で、都心の商業ビルのテナントがなかなか埋まらないという現象が起きているが、3~4階建ての小型ビルを一棟ごと一括して借り受ける動きが最近にわかに増えている。飲食業界は個店主義の波を迎えているが、個性を強烈に打ち出せるこの出店方法、ブームにさえなりそうだ。
「ついに」というか、「やっと」というか、飲食店舗物件賃貸家賃の相場が値崩れを起こし始めた。オフィス賃貸に比べ、閉鎖的な店舗物件流通の世界だけに、ある意味"タブー"な発言だが、あえて書く。
「いま元気な外食企業を挙げよ」と言われれば、おそらく多くの人が「ダイヤモンドダイニング」と答えるに違いない。11月はなんと8店舗の集中出店。しかも商業施設あり駅前ビル物件ありの好立地ばかりを押さえている。改めて、同社の強みとは何なのか考えてみたい。
昨日の夜、銀座「函館別館」(エイチワイシステム経営)において、約50名の飲食業オーナーたちが一堂に会した。安田久氏のセミナー後の二次会懇親会である。外食大不況という大波にあるいま、彼らの発言から"外食業況"を診断したい。
このコラムで連続して、未曾有の経済危機の時代に入り、実体経済の悪化の先頭に「外食大不況」が到来しつつあると書いてきた。しかし、この急激な下り坂の中で逆に伸びる企業もある。いま「強い会社」はどこが違うのか?
アメリカ発の株価暴落が引き起こした世界経済の混乱は、「リセッション(景気後退)」を通り越して、いまや「リセット」(元のもくあみ)状態に突き進んでいるかのようだ。株成り金たちも、高値から「半値八掛け二割引」への急降下の恐怖を味わっている。
今年もあと2ヶ月。この季節になると、メディアから「2009年の飲食トレンドを予測してほしい」という取材や講演依頼が多くなる。昨日も某トレンド系月刊誌の取材が入った。来年はどんな年になるのだろうか?
日頃、親しくさせていただいているダイヤモンドダイニングの松村厚久社長から、昨日メールをいただいた。外食業界が構造不況下にあるなか、先日、業績の上方修正を行い、業界をアッと言わせたが、そのメールの内容は意外なものだった。
先週のメルマガで「政治の世界に"政治家"と"政治屋"がいるように、外食業界も、"外食家"と"外食屋"に分かれている」と書いたところ、各方面から反響をもらった。政治の季節だからだろうか?店も経営者も"本物"が求められている。
駅ビル、百貨店、都市型商業ビル、そして郊外型ショッピングセンターを問わず、商業施設のテナントの顔ぶれがこのところかなり変わってきた。その舞台裏には、リーシングの仕掛け人たちの役割交代劇がある。
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